ソウル・ファンク・他ドラマー

ジェームス・ギャドソン〜James Gadson〜

西海岸のキング・オブ・グルーヴ・ドラマー

ジェームス・ギャドソン3,000枚以上のアルバムレコーディングに参加した偉大なスタジオミュージシャンです。
70年代のアメリカ西海岸の音楽はギャドソン抜きでは語れません。
「ローリングストーン誌が選ぶ史上最も偉大な100人のドラマー」第32位

ジェームス・ギャドソンのプロフィール

1939年6月17日生まれ
アメリカ合衆国ミズーリ州カンザスシティ出身
ジャンル:R&B、ソウル、ポップス、

13歳の時に歌手としてデビューしたギャドソンですが、ドラマーであった父の影響で20歳の頃にドラムに転向します。
60年代後半にはチャールズ・ライト率いる「ワッツ103rdリズムバンド」に参加してワーナーブラザーズと契約。
その後ビル・ウィザースの中核メンバーとしても注目を集めるようになります。

70年代には西海岸のモータウン系のレーベルでファーストコールドラマーとなり、数多くのレコーディングに参加する売れっ子セッションミュージシャンとなります。
世界的なミュージシャンとの仕事も多く、マイケル・ジャクソン、BBキング、マーヴィン・ゲイ、シェリル・リン、クインシー・ジョーンズ、ハービー・ハンコック、ジェームス・ブラウン、ポール・マッカートニーなど、枚挙にいとまがありません。

生涯の参加アルバムは3,000を超え、その内ゴールド&プラチナディスクの数は300以上と言われています。
現在でもノラ・ジョーンズら大物ミュージシャンとの共演も多く、日本では沼澤尚氏との師弟関係でも知られています。
また、教則DVD「ジェームス・ギャドソン ファンク/R&Bドラミング」では歌声も聞くことができます。

ジェームス・ギャドソンのプレイスタイル

キング・オブ・グルーブと言われている通り、最高に気持ちのいいグルーブを生み出す天才です。
余計なことをしないシンプルなプレイは、理屈では説明できない「何か」を感じることが出来ます。

特に右手だけで刻むハイハットの16ビートは有名で「16ビートの父」とも呼ばれています。
バンド全体に推進力を与えるトルク感は現在でも多くのR&Bファンクドラマーに影響を与えています。

ドラムソロを見ても基本はリズムを刻んでいるだけなのですが、それが猛烈に格好よく、こんなドラムが叩けたら他にはもう何もいらない気分になるでしょう。
間違いなく伝説的グルーブマスターの一人です。

ジェームス・ギャドソンの動画


コールド・スウェットの演奏映像。最高に気持ちの良いドラミング。


教則DVDからシャッフルの演奏。曲を強烈にドライブさせています。


ビル・ウィザースの「Use Me」。クールながらも絶妙なリズムです。


シンプルなんですが、これ以上何もいらないと思わせてくれるドラムです。


簡単そうに聞こえますが、このグルーブを出すのは非常に難しいことです。


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