練習

ドラム練習方法

同じことを徹底的に繰り返せば見えてくるものがある

ドラム練習の基本は反復練習

効率ばかりを求めない

超一流と言われる人達は、その他の人達と何が違うのでしょうか。
色んな理由が考えられるでしょうが、その一つに「時間」があります。
どれだけの時間をそれに費やしたかです

天才と言われる人ほど、多くの時間を使い努力しています。
画家のピカソは最も絵を描いた人ですし、エジソンの実験回数の多さも有名ですね。
自分の周りの人を見ても、何かに秀でてる人は一つの事にトコトン集中する人が多いように思われます。

一般的に1万時間費やせばその分野で1流になれると言われています。
1日8時間を週6日すると考えたら5年ほどかかる計算です。
かなりの時間を費やす必要がありますよね。

しかし、どうしても人というのは効率を求めてしまいます。
効率を求めること自体は、悪いことではないです。
しかし、効率を求めたが故に会得できないことがあるのです

ドラムを練習する時にやりがちなのが、この練習はもうしなくて大丈夫だろうと自分で勝手に判断してしまうことです
そもそも、出来ない状態から出来る状態を目指しているのですから、どれほどの練習が必要かというのは本来自分では分からないはずです。

例えばあるフレーズをコピーする時に、実際にフレーズを聞くことと譜面で叩き方を見て確認するという2つの工程があります。
最初は何回か聞くでしょうが、あとは譜面とにらめっこしながら練習するのではないでしょうか。
そして、譜面通りに叩けるようになって満足して終わるのではないでしょうか

実はこの時大切なのは、何度も何度も耳でお手本を聞くことです。
何度も聞くことで、今まで見えなかったもの見えてきます
叩けるようになった後に、新しい発見が何度も何度もできるのです。

「自分で叩くこと」と「聞くこと」を何度も行ったり来たりして繰り返すのです。
これは時間のかかる事ですから、効率は悪い気がしますが実はとても大事なことなのです。

無駄は無駄じゃない

色んな試行錯誤をしながら練習していくと、後で思えば無駄だったかなと思うような練習もあります。
「もっと効率よくできたな」なんて思う事もありますが、実はこの無駄は無駄ではありません

この無駄の部分があなたの個性になるのです
他の誰もしてないよう練習方法をしていたとしたら、それは個性となって自分に返ってきます。
そして、深みがでるのです。

これはドラム以外でも言えます。
色んな仕事を転々とした人は、一つの分野では中々芽が出ないでしょう。
周りと比べて成果が出るのが遅いかもしれません。
しかし、それぞれの仕事を一生懸命やってきたのであれば、その経験はあなたの武器になります
一見関係のないような経験でも、その経験があなたの個性となり深みとなるのです。

野球のイチロー選手も言っていましたが、無駄を徹底的にやってない人は深みがありません
早く結果を出している人を見ると焦ってしまいますが、焦らず時間をかけて自分のドラムを追求してみてください。
その人を追い抜く日がいつかやって来るはずです。
(わざと無駄だと思うことをやるわけではないです。やってる時は本気いいと思ってやってるんですが、後で無駄だったかもなと思うだけです)

練習

まとめ

同じことを徹底的に繰り返してやれば、新たな世界が見えてきます。
あまり難しいことをやる必要はないと思います。
シンプルなことを何度も何度も繰り返しやってみるのも、必ずあなたのためなりますよ。
積み重ねは絶対に裏切りませんから。


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