感覚

ドラムの考え方

ドラムを叩く時の「違和感」は最高の成長材料

自然な体の動きを追求する

体のセンサーを敏感にする

みなさん、ドラムを叩く時に違和感を感じることありますか?
何だか叩きにくいとか、体が重く感じるなんてことは誰でも思ったことがあるんではないでしょうか。

実はその違和感は体からのメッセージなのです。
このやり方は間違っていますよ」というメッセージを体が発していて、それを違和感として感じているのです。

本当に体全体の動きが調和して自然によどみなく動けている時は、とても体が軽く疲れないものです。
ですので体のセンサーを敏感にして、自分がどう感じるかを意識してみてください。

違和感の原因を追求する

体はちょっとした事で違和感を感じることがあります。
なぜ上手くできないのか、なぜ違和感を感じるのかを原因究明する必要があります

この違和感を取る去る為の原因究明は一生続くと言っても過言でないくらい、複雑で奥深いものです。
例えば「シングルストロークを叩く時に人差し指を少しだけ、ある方向に向ける意識を持つ」というだけでも違和感がなくなったりします。

とても繊細なものです。

また、その時の健康状態、精神状態、セッティングの微妙な差でも自然に出来る体の動きは変わっていきます。
今まで出来ていても、加齢によって違和感が出てくることもあるでしょう。

人によってもそれぞれで体格や骨格などで正解の動きは十人十色。
これという絶対的な正解はありません
あくまで自分の中の感覚を信じ、探っていくしかありません

教えを鵜呑みにしない

正解の動きは人それぞれですので、レッスン等で習った動きを完全に鵜呑みにしてはいけません。
教えてもらった動きで違和感があるのなら、何かが間違っています。

レッスンで教えてもらう動きというのは、ある程度普遍的なものです。
つまり、動きそのものが間違っているのではなく「あなたの解釈」が間違っている可能性があります。

ですので、その動きの本質を捉える必要があるのです。
表面的な型にはまった動きではなく、なぜその動きをするといいのかを自分で探るのです。

そうすれば、無駄に間違った練習を続けてしまうこともないでしょう。
表面上には先生と同じ動きをしているつもりでも、体の内部の感覚は全く違うものかもしれません。
体の内部ではインナーマッスルや腱、骨などが複雑に絡み合い動いています。
それは自分の感覚でしか捉えられないものです。

感覚というのは言葉で完全に伝えることはできません。
しかし、言葉の中に感覚を掴むヒントが隠れている場合があります。
先生が言った言葉をよく思い出して、その中から自分の感覚に役立つものを見つけだすのです

また、先生の動きを観察することも大切です。
許可が下りればビデオで撮影するのもいいでしょう。
そして、自分の動きも撮影してみて何が違うかを探ってみましょう。
動きの違和感を探るのです

感覚

まとめ

体は自然に動かせた時に1番力を発揮することができます。
自然でない時は必ず違和感を感じます
その違和感を大事にして、改善していけば貴方のドラミングは確実に成長していくでしょう。


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