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ドラムの腰痛は椅子が原因じゃない!予防の為の2つのポイント

投稿日:2016年7月29日 更新日:

ドラムの腰痛の原因

みなさん、ドラムを叩いていて腰が痛くなったことはあるでしょうか?
腰痛の問題は多くのドラマーが抱えていますし、私も悩まされた時期がありました。

ドラムの椅子(※スローンとも言います)は普通の椅子とは違いシンプルで背もたれもありません。
「こんな椅子に座っていては腰も痛くなるはずだ・・・」
と思い、背もたれ付きの高級スローンが欲しくなったりしたことがあるかもしれません。

しかし!実はドラムで起きる腰痛の原因は椅子の問題ではありません
ほぼ「座り方」によって痛みが発生しているのです。

この「座り方」は実はフットワーク(足の動き)にも密接に関係しており、「正しい座り方」をマスターすれば、腰痛の予防だけでなく演奏力向上にも役立つのです。
また、ドラムだけでなく普段の腰痛改善も期待できますので、「正しい座り方」をマスターすることはドラマーにとって必須課題だと言えるでしょう。
今回はドラム椅子に正しく座るポイントを探っていきましょう。

ドラム腰痛を予防する

ドラム腰痛を予防するためには、2つのポイントがあります。
1、骨盤の角度に気をつける。
2、坐骨で座り状態の姿勢でバランスを取る。

この2つのポイントを詳しく見ていきましょう。

バランスチェック

みなさん、ドラムを叩く時にしっかりバランスよくイスに座れているでしょうか?

まずこちらをテストしてみてください。

1、ドラムイス(スローン)に座る。
2、両足をペダルの上に乗せて、ペダルを踏み込んだ状態にする。
3、そのまま両足のかかとを上げる。
4、かかとを上げたまま、両足のつま先を上げ、ペダルを戻した状態にする(かかとを上げた姿勢のまま足全体を上げる感じ)。
5、この状態にした時に上半身がぶれないかチェックする。

いかかですか?しっかりとイスに座れてない人は4の時にバランスが取れないと思います。

でも、これができないと足の動きと上半身がお互い影響を与えて演奏に支障が出てしまいます。
それでは、どうやってバランスを取るのでしょうか。

1、骨盤の角度に気をつける

骨盤の角度を意識することで上半身の姿勢が変わってきます。
骨盤を寝かせると上半身は猫背になり骨盤を起こすと背筋が伸びます

骨盤を寝かせて猫背になると、背骨が大きく湾曲し、腰椎(一般に腰と呼ばれるところ)に負担がかかってしまい腰痛が起きます。
骨盤を起こす(立てる)と上半身全体のバランスで姿勢を維持できるので、一部に偏った負担がかからなくなります。バランスが取れてる状態というのは、色々な筋肉が少しずつ協力している状態で、特定の筋肉に負荷がかかることはありません。

↓骨盤の角度については、こちらの動画が分かりやすいかもしれません。

骨盤の角度を変える練習をしてみましょう。

1、イスに座り両足が地面につかないように浮かす
2、骨盤を寝かしてり起こしたりの動作を繰り返す
3、それに合わせて上体を動かしバランスを取る(猫背にしたり胸を張ったり)

これを繰り返すことでバランスを取るポイントが分かってくるはずです。本来姿勢維持に使うための腹筋(腹横筋)の力がない人は最初難しいかもしれません。

2、坐骨で座り、上体の姿勢でバランスをとる

骨盤の底には坐骨という骨があります。
左右のお尻のそれぞれ真ん中あたりにある少し出っ張った骨のことです。
座る時はこの坐骨を座面に当てて座るのが正しい座り方です。
骨盤を起こす事で坐骨で座れるようになります。

↓坐骨に関する分かりやすい動画

この坐骨はゆりかごの足の部分のような形をしているので、坐骨で座った状態で前後に体を揺らす事ができます。試しに上半身を前にやったり後ろにやったりして、ちょど良くバランスが取れる位置を探ってみましょう。上半身の位置と姿勢が良ければ、余計な筋力を使わずにバランスが取れるはずです。

正しい姿勢は筋力の強さではなく、「正しいバランス」で維持するのです。
この時、正しいバランス位置に固くなに留まろうとしないでください
逆に筋肉が緊張して、痛みが発生します。

筋肉はなるべく使わずに、最初は少しフラフラしながらバランスを取るようにしてください。
正しくバランスが取れれば、ふらつきはほとんどなくなりますが、完全にがっちり固まってる状態でもなくなります。
固まっていないが動くわけでもない」絶妙なバランスが取れるよう練習してみてください。

坐骨で座りバランスを取る練習
1、椅子に坐骨で座り、ゆりかごの様に上半身を前後にゆらしてみる。
2、お尻歩きをする様なイメージで左右の坐骨それぞれで座る様に体を揺らしてみる。

上半身と下半身が分離することが大事

骨盤で上半身の重みをしっかり支えられてない人は、座った時に足で体を支えてしまっています
そうなると足に上半身の重みが乗ってしまい自由に動かすのが難しくなってしまいます。

足をどれだけ動かそうと上半身は微動だにしない。上半身をどれだけ動かそうと足に重みが乗らない。
ドラムを叩く時には、この状態を作りださなければいけないのです。

バランス

まとめ

いかがだったでしょうか。ドラムにおいては腰でしっかり上体を支えるということがとても大事です。

バランスの取れた座り方を会得すれば姿勢も良くなり、腰痛に悩まされることは無くなるかと思います。
しかし、慣れるまでは以前の座り方の方が楽に感じたり、逆に痛くなったりするかもしれません。

ですが、正しい方法で練習すれば必ず会得できますので、辛抱強く頑張ってみてください。
筋肉を緊張させない」ことと「バランスで上半身の姿勢を保つ」ことを忘れなければ、きっと出来るはずです。


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