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呼吸

考え方

ドラムと呼吸の大事な関係をご存知ですか?

投稿日:2016年9月10日 更新日:

ドラムにおける呼吸とは

呼吸はコントロールできる自律神経

ドラムを叩く時に呼吸を意識したことはあるでしょうか?
呼吸は人間が唯一コントロールできる自律神経です
自律神経とは自分の意思とは関係なく働く神経のことです。
心臓がきちんと動いてくれたり、食べ物を消化吸収してくれるのも自律神経のおかげです。

いわば身体の自動運転機能です。(自律神経は「自分で律する」と書きますね。)
しかし、自律神経は自分の意思によりコントロールすることは出来ません
心臓の鼓動を止めることは出来ませんし、早く消化しようと思ってもできません。

しかし、呼吸だけはコントロールすることが出来るのです
呼吸は自律神経ですので、何も考えなくても体は呼吸を24時間してくれます。
ところが、やろうと思えば限界までは呼吸を止めることも出来ますし、速く呼吸することもゆっくり呼吸することもできます。
唯一コントロールできる自律神経なのです

呼吸で生理反応をコントロールできる

呼吸は自律神経であり、生命維持に欠かせないものですから体の生理現象に直結しています。
つまり、呼吸をコントロールすることで体の状態をある程度コントロールすることができるのです。

一般に息を吸う時は交感神経が働き、息を吐く時は副交換神経が働くと言われております。
簡単にいうと、吸う時は興奮状態、吐く時はリラックスした状態ということです。

ドラムを叩いていると、どうしても興奮して交感神経が優位になってきます。
呼吸が浅くなったり、息が詰まったような感じになります。
交感神経が優位になった状態が長く続くと、疲労が溜まってしまいます。
また、体に余計な力が入りやすくもなってしまいます。

さらに、難しいフレーズや高速フレーズを叩く時などは呼吸が止まっていることもあります
呼吸が止まりますと、スタミナを一気に使ってしまいますし、吸い込み出した時のギャップでリズムを崩しやすくなってしまいます。

このように呼吸一つで体への影響が大きく出てきますので、呼吸というのはとても大切なのです。

自分にとってのベストを探る

ドラムを叩く時の呼吸法に正解はありません。
それぞれの叩き方の特性や曲によって、色々な正解があります。
自分にとって良い呼吸法はどんなものかを、叩きながら探ってみてください。

正解はないと言っても、呼吸が止まるのは良くありません。
また、変に乱れたり荒々しい呼吸よりは落ち着いて呼気吸気のバランスの取れた呼吸のほうが良いでしょう

呼吸が乱れるとやはりスタミナが無くなってしまいます。
しかし、ここぞという時は呼吸を止める叩いていいかもしれません。
100m競走のように無酸素運動にしか生み出せない爆発的なパワーやテンションというのもあります。

但しスタミナは無くなってしまいますから、そこは考慮してください。
ちなみに、人間の無酸素運動の限界は通常7秒ほどと言われております。
神の7秒間なんて言葉を聞いたことがあるかもしれませんね。

基本的には落ち着いたバランスのよい呼吸をしつつ、ハイテンションの曲は若干速く。
バラードなのであれば静かにゆっくりとした呼吸が向いていると思います。

呼吸はチェック機関にもなる

また、呼吸の状態をチェックすることで「今の自分の状態」を確認することも出来ます。
呼吸が普通の状態でなければ、体に力が入っているなどの異常が現れているということです。
呼吸を穏やかに自然に出来ているなら、良い体の状態で演奏できている証拠です。

人間の脳には可塑性という、いわゆる「クセがつく」という特徴があります。
決まったフレーズで緊張してしまう「クセ」が一旦つくと、それを解消するのは中々難しいものです。
「クセ」は自動的に起こっているからです。

しかし、「呼吸」を変えることで「クセ」のパターンから抜け出せることがあります
クセは呼吸にも現れます。
ですので、逆に呼吸からクセにアプローチして変化を起こす事が出来るのです。
(余談ですが、クセは視線にも出ます。視線からクセを変えることも可能です。)

呼吸

基本は鼻呼吸

息を吸う時は基本的に鼻で吸ってください。
吐く息は鼻でも口でもかまいません。

なぜ鼻で吸った方がいいかと言いますと、鼻は呼吸器官で口は消化器官だからです。
鼻は息を吸うために進化した器官ですので、呼吸に最も適した器官です。

一方の口は、食べ物を噛み砕いて唾液によって消化するという機能がメインです。
呼吸に関しては鼻の方が優れています。
しかし、1度に吸い込める空気の量は口の方が多いので、多くの量の空気が欲しい時は口で吸い込んでも大丈夫です。

心と体は直結している

体の状態が変わると心の状態も変わります。
分かりやすいところでいえば、体調が悪いとイライラしたりしますし、体調がいいと健やかな気分になるかも思います。

姿勢一つでも変わったりします。
胸を張ると自信がみなぎってくるような気分になり、猫背で下を向くと暗い気分になってくるでしょう。
心と体は繋がっているのです

つまり呼吸」をコントロールして「身体の状態」をコントロールすることで、「心の状態」もコントロールすることが出来るのです
呼吸は心と体にアプローチできる「入り口」のようなものです。
そして同時に心と体の「出口」でもあります。
呼吸には様々な情報が詰まっているのです。
ぜひ呼吸を意識してみてください。

まとめ

呼吸は人間の生理現象を意思によってコントロールできる唯一のものです。
意識と無意識のちょうど中間に位置する神秘的なものです。
普段の生活でも呼吸を意識すると、体と心の状態が変わってきますよ。


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