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フィリー・ジョー・ジョーンズ〜Philly Joe Jones〜

投稿日:2016年11月17日 更新日:

マイルスが惚れたハードバップを代表するドラマー

フィリー・ジョー・ジョーンズ(Philly Joe Jones)はマイルス・デイビスやジョン・コルトレーンと共に活躍したハードバップを代表するドラマーです。革命的な彼の演奏スタイルはモダンジャズドラムに大きな影響を与えました。

フィリー・ジョー・ジョーンズのプロフィール

1923年7月15日〜1985年8月30日(満62歳没)
米国ペンシルベニア州フィラデルフィア出身
ジャンル:ジャズ

本名、ジョセフ・ルドルフ・ジョーンズ。地元では「ジョー・ジョーンズ」と呼ばれていたが、偉大な先輩ドラマーの「(パパ)ジョー・ジョーンズ」と区別するために、出身地フィラデルフィアにちなんで「フィリー・ジョー・ジョーンズ」と呼ばれるようになった。(通称フィリー・ジョー)
母親はピアノ教師で4歳からドラムを始めます。1947年、23歳ごろからニューヨークで活動を始め、ディジー・ガレスビー、チャーリー・パーカーらと共演。
1955年からはマイルス・デイビス・クインテットに参加し、トップドラマーの仲間入りを果たします。
マイルスとは公私共に仲がよく、互いに「ブラザー」と呼び合う仲だった。ドラッグ乱用や遅刻癖によりクビにされた後も親交があったそうです。

以後、ジョン・コルトレーンビル・エヴァンス、ソニー・ロリンズ、ハンク・モブレーらとの共演。また、多くのリーダー作品を発表するなど、精力的に活動を行っている。
モダンジャズドラマーとして数々の名盤を生み出してきたが、1985年心臓発作のため、この世を去った。

フィリー・ジョー・ジョーンズのプレイスタイル

ジャズ音楽がビバップからハードバップへと変革していく時代、フィリー・ジョー・ジョーンズはモダンジャズドラムに大きな変革をもたらしました。
3連符の3つ目を強調したフレーズや、ルーディメンツなど高いテクニックに裏打ちされたドラミングは、今日のモダンジャズドラミングの礎を築いたと言えます。

そしてレガートのドライブ感は天下一品。バンド全体をグイグイとプッシュしてスイングさせます。
音も大きめで、マイルスのような個性派にも負けない存在感のあるドラムです。
「フィリー・リック」と呼ばれるリムショットは演奏にアクセントを加え、ソロ奏者に多大なインスピレーションを与えました。
後の音楽界に多大な影響を残したフィリー・ジョー。ジャズドラムというとフィリー・ジョーの叩くドラムを思い浮かべる人も多いかと思います。

フィリー・ジョー・ジョーンズの動画


ドラムソロ。流れるようなフレーズで、よどみが全くありません。表情もいいですね。


ビル・エヴァンス・トリオでの「ナルディス」。3人のアンサンブルが最高です。


こちらもドラムソロ。音が大きく、一発一発の存在感がすごいです。


ブラシでの演奏(音声のみ)。あまりにも美しいです。


マイルスとの演奏(音声のみ)。レガートのドライブ感はフィリー・ジョーならでは。


>>次のドラマー→『マックス・ローチ 〜モダンジャズドラムのパイオニア〜』

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