ロックドラマー

ビル・クルーツマン〜Bill Kreutzmann〜

グレイトフル・デッドの創立メンバー

ビル・クルーツマンは1965年に結成されたアメリカのロックバンド「グレイトフル・デッド」の創立メンバーです。
「デッド・ヘッズ」と呼ばれる熱狂的なファンを生み出したそのドラミングは、今もなお多くの人を虜にしています。
ミッキー・ハートと共に「ローリングストーン誌が選ぶ史上最も偉大な100人のドラマー」第34位

ビル・クルーツマンのプロフィール

1946年5月7日生まれ
アメリカ合衆国カリフォルニア州パロアルト出身
ジャンル:ロック

ビル・クルーツマン(ビル・クロイツマン)は13歳でドラムを始めます。
1965年、伝説のロックバンド「グレイトフル・デッド」を結成。
当初はメンバーは5人だったが、1967年に同じドラマーであるミッキー・ハートらが加入し7人編成となります。(71年〜75年時はハートが脱退していたのでドラマーはクルーツマンのみ)

グレイトフル・デッドの音楽はロック、フォーク、レゲエ、ジャズなどありとあらゆるものが融合したサイケデリックな音楽で、ライブでの即興演奏ではクルーツマンのアグレッシブなビートとハートのエキゾチックなテイストが多くの人をデッド中毒に陥らせました。

ビル・クルーツマンはハートと共に「リズム・デビルズ」と呼ばれ、1994年にはグレイトフル・デッドのメンバーとしてロックンロール・オブ・フェイムの殿堂入りを果たします。
また、フィッシュのマイク・ゴードンやオテイル・バーブリッジなど数多くのミュージシャンとの共演やドキュメンタリー映画の製作など精力的に活動しています。

ビル・クルーツマンのプレイスタイル

唯一無二とも言えるグレイトフル・デッドの音楽を支えたビル・クルーツマンのドラミングは言葉では説明できない魅力があります。
リズムはゆるく、だらっとしているようでエネルギッシュな何とも言えないパワーを感じる演奏です。

ミッキー・ハートに比べてバンドの中核的なリズム部分を担っていたクルーツマンは、よりグレイトフル・デッドに欠かせないドラマーだったかもしれません。
手数は比較的多く、パワフルにも見える演奏スタイルですが、最大の魅力は何といってもその独特のグルーブ感にあると思います。

中毒性のあるリズム」と言ったほうが伝わりやすいかもしれませんが、ずっとだらだらと聞いていたくなるような感覚に襲われます。
ぜひ動画でチェックしてみてください。

ビル・クルーツマンの動画


観客がトリップするほどのグルーブです。


ミッキー・ハートとのパフォーマンス。Tシャツを着てる方がクルーツマン。


グレイトフル・デッドでの演奏。向かって左手がクルーツマン。


こちらもミッキー・ハートとの演奏。エネルギッシュです。


近年の演奏。変わらずアグレッシブなドラミングです。


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