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コージー・パウエル

photo credit: Les_Stockton Blackmore-28 via photopin (license)

ドラマー

コージー・パウエル〜Cozy Powell〜

投稿日:2016年11月8日 更新日:

渡り鳥と呼ばれた最強のロックドラマー

コージー・パウエル(Cozy Powell)はジェフ・ベックグループやレインボーなど、数々のハードロックバンドで活躍したドラマーです。
力強く正確な演奏でトップドラマーとして活躍していましたが、事故により50歳の若さで帰らぬ人となってしまいました。

コージー・パウエルのプロフィール

1947年12月29日〜1998年4月5日(満50歳没)
英国イングランド、グロスタシャー州サイレンセスター出身
ジャンル:ハードロック、ヘヴィメタル、

本名コリン・フルックス(Colin Flooks)。ドラムは12歳の時から始める。
1971年、24歳の時にジェフ・ベックグループに参加。
1975年、28歳の時にレインボーのドラマーに。
1979年には初のソロアルバム「オーバー・ザ・トップ」を発表。ドラマーとしてのテクニックをいかんなく発揮した本作はコージー・パウエルファンの間でも傑作として評価されている。ゲイリー・ムーア参加の「キラー」は疾走感とパワフルな演奏が聴ける名曲である。

1980年代、レインボーで一流ドラマーの仲間入りを果たした後は人気セッションドラマーとして活躍。
「マイケル・シェンカー・グループ」「ホワイトスネイク」「ブラック・サバス」ブライアン・メイ、イングヴェイ・マルムスティーンなど数々のスターと共演、「スティックを持った渡り鳥」と呼ばれ、ハードロック界に欠かせないドラマーとなります。
しかし、1998年に自ら運転する車で自動車事故を起こし、この世を去ります。
50歳という若さでキャリアの絶頂の中での訃報に世界中のロックファンにショックを与えました。
事故から2ヶ月後のブライアン・メイのアルバム「アナザー・ワールド」が遺作となってしまいます。

コージー・パウエルのプレイスタイル

大きな体から繰り出す圧倒的なパワフルな演奏が持ち味です。一つ一つの音がとんでもなく太く芯があります。まさにハードロックドラマーの理想形です。
さらに基本技術はかなり高く、演奏やリズムが乱れることはほとんどありません。
あれだけ太い音を出せるということは、パワーだけでなく叩くタイミングを外さないということが大事になってきます。
リズムがずれると音がぼやけて聞こえてしまいますから、正確な技術が何よりも大切なのです。見た目や音のイメージに反して、力が抜けたタッチで繊細な叩き方をしているようです。

また、26インチのツーバスを使用しているところも特徴的です。このサイズのツーバスをあれだけ正確で芯のある音を鳴らすことは非常に難しいことなのですが、見事に音圧と音色を共存させています。
椅子の高さはけっこう低めです。通常パワーを出したいロックドラマーは高めにセッティングすることが多いのですが、低めのセッティングで力まかせでなく高い技術で踏んでいたことが分かります。
(ノーミュートで使っていたと噂されていますが、本人は見えない箇所でミュートしていたと語っています。木製ビーターを使用していた事もタイトな音色の特徴を生み出しています。)
しかも、これだけパワフルな演奏にもかかわらずレギュラーグリップを多用していることも驚きです。
ジャズ経験もあるようで、とてもスケールの大きいドラマーと言えるでしょう。

コージー・パウエルの動画


レインボーでの「チャイコフスキー序曲1812年」に合わせたソロ。圧巻のパワー、技術、パフォーマンス。


ソロ作品の「キラー」。パワフルでありながらの疾走感はコージー・パウエルならでは。


イギリスのテレビ番組出演時の映像。力の抜けたタッチで叩いていることが分かる。演奏映像時間は2:38〜、3:43〜、7:15〜。


ソロ作品の「ダンス・ウィズ・ザ・デビル」。ツインドラムだが見事なグルーブ感を聴ける。


亡くなる4年前のソロ映像。本当に惜しい人を亡くしました。お茶目な一面も見ることができます。


おまけ:テレビの企画で用意されたドラムをどれだけ速く叩けるかというもの。サービス精神満点ですね。


>>次のドラマー→『ジョン・ボーナム 〜史上最も偉大なロックドラマーの一人〜』

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