ロックドラマー

デイヴ・グロール〜Dave Grohl〜

世界に衝動を与えたニルヴァーナのドラマー

デイヴ・グロールは世界中で一大ムーブメントを巻き起こしたオルタナティブロックバンド「ニルヴァーナ」の元ドラマーです。
ニルヴァーナ解散後は「フー・ファイターズ」のボーカルとしても成功したロックスターでもあります。
「ローリングストーン誌が選ぶ史上最も偉大な100人のドラマー」第27位

デイヴ・グロールのプロフィール

1969年1月14日生まれ
アメリカ オハイオ州ウォーレン出身
ジャンル:ロック

12歳でギターを始め、パンクの洗礼を浴びてパンクバンドのギターを担当していたが、ほどなくしてドラムに転向します。
17歳で高校を中退し「スクリーム」というハードコアバンドに加入。
4年間活動の後にバンドは解散。新たなバンドを求めていた所に「ニルヴァーナ」を紹介されます。

ニルヴァーナのカート・コバーンはデイブ・グロールのドラムをすぐに気に入り加入が決定。
すると、アルバム「ネヴァーマインド」が全世界で2000万枚近くの大ヒットを記録し、一気にスターダムへと駆け上がります。
しかし、1994年にカート・コバーンが自殺。バンドは解散してしまいます。

ニルヴァーナ解散後デイブは、自らがボーカル兼ギターを務めるバンド「フー・ファイターズ」を結成。
フー・ファイターズは数回のグラミー賞獲得など、アメリカでも代表的なロックバンドとなり、成功を収めます。

すっかりギターボーカルのイメージが付いたデイブですが、ナイン・インチ・ネイルズクイーンズ・オブ・ザ・ストーン・エイジゼム・クルックド・ヴァルチャーズ等にドラムで参加するなど、ドラマーとしても活動しています。
また、明るい性格で交友関係も広く、ポール・マッカートニー、ミック・ジャガーら大物とも交流があり、そういった面でもロック界の重要人物となっています。

デイブ・グロールのプレイスタイル

非常にパワフルで激しくエネルギッシュな演奏が特徴です。
常に全力をもってスティックを振り回す姿は見るものを熱くさせ、感動さえ覚えます。

トリッキーなテクニックを持っているわけではないですが、基本技術はしっかりしており、どんなに激しく叩いていてもリズムが乱れたりはしません。
若い頃のパンクスピリットそのままのスタイルで、いくつになっても激しい叩き続けています。

ハイハットをかなり高めにセッティングし、見た目にも派手で非常に格好良いドラミングです。
風貌的にも「パンクスピリットを持ったジョン・ボーナム」といった感じで、熱いサウンドでバンド全体をドライブさせていきます。
「ロックドラムとはこうあるべき」と思わされるような説得力のあるドラミングは、多くの人の心を惹きつけてやみません。

デイヴ・グロールの動画


時系列で並べたドラムプレイ詰め合わせです。基本は若い頃から変わってませんね。


フー・ファイターズのドラマーのテイラー・ホーキンスらとのドラムバトルです。


クイーンズ・オブ・ザ・ストーン・エイジでの演奏です。素晴らしいクオリティ。


ゼム・クルックド・ヴァルチャーズのライブの様子です。熱いです。


ニルヴァーナでの演奏です。ハイハットの高さがすごい・・。


>>最初のロック系ドラマーに戻る➡︎『アール・パーマー 〜バックビートスネアのパイオニア〜』

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