メタル・ハードコアドラマー

ラーズ・ウルリッヒ〜Lars Ulrich〜

メタリカを支えるメタル界の重鎮ドラマー

ラーズ・ウルリッヒはメタリカのオリジナルメンバーとして、長年に渡り第一線で活躍しているメタルドラマーです。
エネルギッシュな演奏とカリスマ性で多くのドラマーに影響を与えています。

ラーズ・ウルリッヒのプロフィール

1963年12月26日生まれ
デンマーク コペンハーゲン ゲントフテ出身
ジャンル:ヘヴィメタル、ハードロック、

デンマーク生まれのラーズは12歳の時にドラムを始めます。
テニスプレイヤーでかつジャズミュージシャンであった父の影響でテニスをしていたラーズは、17歳の時に家族でアメリカに移住
プロテニスプレイヤーになることを目指します。

しかし、ジェイムズ・ヘットフィールドとの出会いが人生の転機となり、1981年に「メタリカ」を結成。
曲作りにも参加し、主要メンバーとしてバンドを支えます。
メタリカはグラミー賞9回ロックの殿堂入りローリングストーン誌の読者が選ぶ最高のメタルバンド1位になるなど、メタルバンドの頂点に立ち続けています。

ラーズは挑戦的な性格で、歯に衣着せぬ物言いは時として世間の批判を浴びています。
良くも悪くも話題になる事が多いラーズですが、圧倒的なカリスマ性を持っていることは間違いありません。
厳しい批評にさらされるメタル界で、30年以上同じバンドでトップを走り続けているという事実はとてつもない偉業です。

ラーズ・ウルリッヒのプレイスタイル

イアン・ペイス、ビル・ワードから影響を受けており、パワフルでエネルギッシュな演奏が特徴です。
年齢を重ねると共にスタイルも変化していますが、高速ツーバスや変拍子なども得意としています。

ただ、どちらかというとシンプルでストレートなドラミングです。
しかし、そこにのようなものが乗っているので、非常に聞いている人の心を打ちます。
決してリズムが正確というわけではないですが、不思議な魅力を持ったドラマーです。

また、パフォーマンスも非常に派手で、賛否両論の的になりやすいのですが、そういったもの全て含めてラーズでないと体現できない音楽というものがあります。
親交があるジョーイ・ジョーディソン(ラーズよりはるかにテクニカル)がメタリカで代役を務めた時は、「メタリカはやはりラーズでないと」という意見も少なからずあったようです。

ラーズ・ウルリッヒの動画


エネルギッシュなドラムソロ。途中でジェイムズが参加してきます(笑)。


一発一発を重く叩く様子が良く見れます。ハードロック的演奏です。


細かいリズムなど関係ないパンク的な演奏が見れます。


リハの様子です。落ち着いてちゃんと叩いています(笑)


ライブでもツーバスの様子です。年齢を重ねても見事です。


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